やる気 [言葉に対する感性]

先日、受験生の息子さんの三者面談に行ってきたという人の話を聞きました。
そのお子さんは、中学三年生ですので、まもなく高校受験です。
ですから、今回の三者面談はそのための重要な三者面談であり、
中学最後の三者面談になるわけですが、そのときの様子を聞くに、
その非常に重要な三者面談が、わずか数分(約3分)で終了したとのことです。

そのくらいに、何の問題もなく、それこそ「何も言うことなし!」という状態ならば、
それはそれで問題がないのですが、実際はそうではないらしく、
公立高校へ送られる三学期の内申点が下がり、志望校はギリギリのボーダー、
つまり、後は入試の結果次第で結果が非常に良ければ合格できるし、
あまり良くなかったり、ふつうの出来では難しいという状況ということです。

それにあたり、学校の担任は、志望校の確認と、生徒さん(その息子さん)への、
簡単なひと言で三者面談を終えたということです。

しかも、生徒さんへのひと言は、私が思うに、あまり相応しくない言葉でした。

子供に限らず、人をやる気にするには、希望(あるいは夢)を与えるか、
または恐怖を与えるか、いずれかであるのが定石ではありますが、
その場合、やる気にさせるために出来れば希望や夢を与えたいですよね?

ましてや、上記のようなお子さんには希望を与えてやる気を喚起すべき。
と思うのですが、先生の言葉は、以下のようなものだったということです。

その内申(通知表の成績)では、ギリギリだから、
後はあなた(生徒さん)が本番の試験でいい点数を取るしかないですからね!

まあ、ごもっともな意見ではありますが、
この言葉では子供に恐怖と言いますか、プレッシャーを与えるだけでは?

よほど先生に嫌われている生徒さんなのでしょうか?

その息子さんの親の話では、特別好かれているわけではないようですが、
他の親御さんたちの話を総合しても、
概ね、そのような言い方をする先生らしいです。

ですので、先生に悪気はないのだと思うのですが、
言葉に対する感性が違うのでしょうね。
それとも生徒に対する心遣いの不足でしょうか?

この時期になった受験生に対しては、見え見えの安易な励ましも逆効果ですが、
可能性のある生徒さんならば、生徒さんの力を信じているという旨を伝えたほうが、
ずっと希望も与えられて励ますことが出来ると思うのですよね。

内申点は下がってしまったけど、
君の実力なら、必ず合格できると信じているから、
試験当日に頑張ってね!

のような言葉のほうが、ずっとやる気になるのではないでしょうか?

最近、大阪のバスケ部の件で、教師の体罰が問題視されていますが、
直接的な暴力としての体罰以上に、
言葉の感性の違いによる精神的ダメージを与える教師のほうが、
はるかに問題が根深く、そして、子供たちの受けるダメージも大きいと思う。

教育にかかわる人たちだけでなく、すべての人が、
何らかの人間関係の中に生きているわけですので、
人に対して発する自分の言葉に対しての感性は、しっかり磨きたいですね。

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これからの時代の切り札! [文章力]

かつての好景気も見る影もなくなってしまった日本において、
これからの先がわからない時代の切り札とも言えるもの、
それが文章力(ライティングスキル)です。

ビジネス上、文章や言葉なしでは、何も伝わらないからです。
そうして、伝える文章や言葉次第で、売上は激変するからです。

文章力は、これからの時代にとって必須の能力ですが、
だからと言って、安易に巷に存在するマニュアルや教材に、
頼ることは間違いだと思います。

何故なら、元々の起源が米国のマニュアルや教材がほとんど。
アメリカが駄目というわけではありませんが、
感覚や文化の違う国の言葉のテキストやマニュアルは、
誤まった固定観念を植え付けてしまいかねません。

日本人が作ったマニュアルや教材もおすすめできません。
何故なら、その「型」が、自分に定着すれば個性を殺すからです。

ですので、そのような勉強に時間を使うくらいでしたら、
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無駄な時間やお金をかけずに、あなたの文章力を上げる、
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そうかと言って、時間やお金をかけずという部分を、
世の「お手軽系」「お気軽系」と一緒にしないで下さい。
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それ相応の努力は必須です。

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